駐車場経営を成功させるためには、土地選びがとても重要です。駐車場経営に向いている土地であれば、少ない初期投資で利益を得ることができますが、そうでない場合は赤字経営になってしまうこともあります。
ここでは駐車場経営に向いているのはどんな土地なのかをご紹介していきます。
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駐車場経営で重要なポイントとなるのが”需要”と”立地”
駐車場経営を成功させる上で、土地の場所はとても重要です。駐車場としての需要があるかどうかを冷静に見極める必要があります。
「遊休地があるから駐車場にでもしてみよう」
と、駐車場の設備を整えたのはいいけれど、いざ、開業してみたら利用者がいなかった・・・。
ということにならないようにするために、駐車場にしようとしている候補地が駐車場経営に向いている土地かを考慮する必要があります。
駐車場経営に向いている場所とは?
駐車場経営に向いている土地は以下のような土地です。
- 住宅地の近く
- 繁華街・駅の近く
- ビジネス街
- 面している道路が広く出入りしやすい
- 観光地
- 季節によって利用客が増える駐車場
です。
住宅地の近く
大型の住宅地の近くやマンションやアパートが多い土地は、自家用車を駐車するスペースとして利用する月極駐車場としての需要が高い立地といえます。
付近の月極駐車場の稼働率はどのくらいか、そして、マンションやアパートに駐車場があるのかをチェックしておきましょう。
繁華街・駅の近く
繁華街や駅の近くは、コインパーキングとしての需要があります。短時間で利用できる駐車場スペースの需要が高く、また、たくさんの人が訪れるため潜在的な利用者の数も多くコインパーキングとしての収益を見込めます。
ただし、周辺に大型のコインパーキングがすでにある場合や、コインパーキングが飽和状態になっている場合もありますので、リサーチが必要です。
ビジネス街
オフィスビルや官公庁、銀行などが建ち並ぶビジネス街もコインパーキングの需要が見込める場所といえます。
車でオフィスビルなどに来訪する人にとっては、コインパーキングは必要不可欠なものといえます。
観光地
観光地は、観光客向けのコインパーキングはもちろん、周辺の飲食店や商店向けの月極駐車場の需要も見込まれる場所です。
コインパーキングの場合は年間を通して観光客が訪れる場所かどうか、そして、月極駐車場の場合は、付近の飲食店や商店に専用の駐車場スペースがあるかをチェックするといいでしょう。
季節によって利用客が増える場所
有名な観光地ではなくても、季節によって利用客が増える場所もあります。
例えば、海水浴場の近くなどがそれに当たります。
もちろん周辺に駐車場があるどうかなど確認したいポイントはありますが、海水浴場の近くは家族連れはもちろん、デートやドライブスポットとしても人気があるケースが多く、コインパーキング需要があるといえます。
ただし、どのくらいの期間が繁忙期となるのか、オフシーズンはどの程度の稼働率となるのかなど、想定をしっかりとしておく必要があります。また郊外の海水浴場の場合は、付近に無料の駐車場がないかもチェックしましょう。
駐車場経営に向いていない土地は?
駐車場経営に向いていないのは
- 郊外で無料駐車場が豊富にある
- 目立たない場所
- 急斜面
- 道が狭い
です。
まず、郊外で土地が豊富にあり、無料で車を止められる場所があれば、わざわざお金を払ってコインパーキングに駐車する人はいないと考えるのが自然です。また、住宅地でも、それぞれの住宅やマンションに十分な駐車場スペースが確保されている場所であれば、月極駐車場の経営も困難と考えられます。
そして、目立たない場所での経営は難しくなります。「あそこに駐車場がある」と認知されにくいからです。ですので、奥まっている場所や、入り組んだ道の先などは向いていません。
また、急斜面は、駐車場スペースにするための整地費用がかかるため初期投資が大きくなってしまいますし、面している道が狭い場合も駐車場経営は難しいと言わざるをえません。
駐車場経営のトラブル回避のポイント
駐車場経営はリスクが少ない遊休地の利用方法として人気がありますが、リスクがゼロというわけではありません。
場所の選び方ひとつで経営が上手くいくかが左右されることもありますし、また、運営していく上でのリスク回避にもなります。
面している道路が広く出入りしやすい場所を選ぶこと
月極駐車場・コインパーキング共に、面している道路の幅が広く出入りしやすい場所は駐車場経営に向いています。
先ほど紹介した”駐車場経営に向いている土地”に該当していても、面している道路が狭く、入りにくい場所は、事故などの原因にもなりますし、利用客から敬遠されてしまいます。
広い道に面していること、出入りしやすい入り口を作れる場所であることはとても大切なポイントとなります。
近隣住民とのトラブルに注意
住宅地の近くで駐車場経営をする場合は、エンジン音などのトラブル、そして、一晩中ついている駐車場の照明が原因で付近の住民とトラブルになるケースもあります。
騒音は利用者が発する音ですから、利用者のモラルとマナーが悪ければトラブルの原因になります。所有者が原因ではなくても、クレームは経営者が受けることになります。
また、一日中照明がついているため、それが付近の住民がまぶしいと感じてトラブルになるケースもあります。
騒音の場合は、看板などで注意喚起をすることができますし、月極駐車場であれば、契約条項に加えておくといった対策ができます。そして、照明のトラブルを避けるためには照明の向きや種類、色温度や明るさを調整することで対処できそうです。
まとめ
駐車場経営をするならまずは、その土地が駐車場経営に向いている場所かを考える必要があります。
駐車場経営に向いている土地であれば、安定した収益を見込めますが、そうではない土地では、駐車場にするための初期投資を回収できず、経営そのものが赤字になってしまう可能性があります。
利用者の視点に立った設計と、周辺環境のリサーチ、トラブルの想定が大切です。
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